ワインに詳しい人は信用できない (注: 個人の感想です)
絶賛開店休業中の当ブログですが、たまには書いてみようと思います。どうせだったら物議を醸しそうなこのテーマを書いてみます。
結論:ワインに詳しい人は信用できない
え?マジで?俺/私、結構ワイン好きで通ってるんだけど?喧嘩売ってる?って人は今すぐ回れ右をして読むのをやめるか、最後まで読んでから反論するかはあなた次第です。
というわけで、理由を書いていきます。
(注): 佐々木希と結婚しているのに多目的トイレで時短不倫にいそしんでいたアンジャッシュのネタを作ってない方の人は別に関係ありません。
一つ目の理由: 世の中にはワインの種類が多すぎる
世の中にはワインの種類が多すぎます。どれくらい多いかといったら20万種類以上とかあるらしいです。知らんけど。という事は毎日1本づつ飲んだとしても、全種類飲むのには500年以上かかる計算です。
つまりしたり顔で「この肉料理にはこのワインが一番合う」みたいなことを言っている人も、全種類のワインを飲んだ経験はありません。
断言できます。
こういう奴は、どこかで仕入れてきた知識をまるで自分の体験のように語る人間 = 信用できない人間ということになります。
もし仮に500年以上生きている方がいらっしゃったとしても、全部飲むには少なく見積もって2億円はかかりますよねw (全種類が一本1000円のワインと少なく見積もっても)
二つ目の理由: 理不尽な価格がつけられている
よくあるじゃないですか、変なサングラスをかけたイキった芸能人が高いワインと安いワインを飲み比べて「やっぱ本物は味が違うね」とか言っているのを庶民が観察する番組。
「べっ、別にうらやましくもなんともないんだからねっ!!」
まあお金を持っている人が何にを金を使おうが本人の勝手だし、好きにすればいい。けどよぉ、お前が言っている「味が違う」ってのは何なんだよぉお?
「きっと全種類のワインを飲み比べてそれと比べた上で、高価なお金を払うのに釣り合う商品だと納得して飲んでるんだよな?そうだろ?そうだと言ってくれ!」
絶対違いますね・・
こういう奴らは「自分は味の違いがわかる人間である」と自分を騙しているんですね。人を騙すならまず自分から。優秀な詐欺師の条件ですね!
まあ、味の違いとかどうでもよくて「高いワインが飲める俺すごいだろ?」っていうマウントの為だけに飲んでいる可能性もありますね。まあ、そうだったら感じ悪いしやっぱり信用できないですね!
結論:ワインに詳しい人は信用できない
P.S.
まあワインを「飲む」という行為を突き詰めるというのは登ろうとしている山が高すぎると思うんですよね。ウィスキーとかだったら数百種類しかないので全種類飲むのは普通に可能ですし、そっちを目指した方がいいんじゃないかなーと思います。
あと、「飲む」んじゃなくてワインを「作る」ってのだったら面白いかなと思います。前回作ったワインと今回のワインを比較することはできますし、ブドウの種類や、イーストの種類や、加糖の有り無し、凍結濃縮のあるなし、酵母のフィルターの仕方などなどいろんな方面から試せますよね!
え?日本だと自家醸造は酒税法違反になる?
たまたま、ウェルチグレープを買ってきてパン作りにつかうイーストを「間違って」ちょろっと垂らしてしまう事ってありますよね??
私はあります。
ではではー、今日はこの辺で。
苦労は報われない
昔、元裏稼業の人にそれとは知らず
「なんの仕事をしていたんですか?」
と聞いたことがある。
すると、
「仕事をしとったんや。」
と返事が返ってきた。
「え??どういことですか?」
と聞き返すと、
「ええか?仕事というのはお金を稼ぐ事を言うんや。わかったか。」
ときた。
「あ、これは裏稼業の人だ。」とピンときたが今になって思えば、この仕事の定義はすごく奥深い。
裏を返せばお金が儲からない事は仕事ではないという訳だ。
たとえば親の代から受け継いだ食堂を赤字になりながら必死に続けている人がいるとしよう。この「仕事」の定義に照らし合わせると、この人がやっているのはもはや仕事ではない。ただ苦労しているだけである。残酷に聞こえるかもしれないが、世の中は残酷なのだ。
お金を稼いでナンボの世界で、儲からない事に時間を奪われることはもはや悪だ。苦労は尊いものだという風潮があるが、それはもはや宗教だと思う。
漁師を例にとってみよう。ひたすら昔と同じやり方で長い時間かけて魚を取る漁師と、工夫して短時間で大量の魚を取る漁師。どっちが仕事をしているだろう?
苦労は尊くない。そこに「工夫」が生まれなければただの無駄。その工夫こそが仕事の本質であり、メシの種である。例の人が仕事の内容を具体的に教えてくれなかったのは、「誰がメシの種を人に教えるか、アホ。自分で考えろ。」という事だったんだろう。
苦労しないように工夫しよう。ただ苦労するだけでは何も報われない。
若い頃の苦労は売ってでもしないように・・・
普通二輪免許を大型二輪免許に無試験でアップデートした話(完結編)
おさらい
(前回を書いてから時間が経ちすぎてしまった・・これ以上経つと何をしたか忘れてしまいそうなので頑張って書くぞ!)
前回はJAFの支部に行ってワシントン州の運転免許の翻訳の作成をお願いするところまで書いたので、今回はそれをもって免許センターに行って「日本の」大型二輪免許をもらう完結編である。
もう一度JAFの支部へ
さて、昨日お願いしておいた翻訳を取りにもう一度JAF千葉支部へ。朝の9時から空いているようだ。昨日と同じお姉さんが自分の事を覚えていてくれた。
お姉さん「翻訳を取りにきたんですね。できてますよ。」
やっぱり男前だから覚えていたんだろう。(違います。あまり人が来ないからです。)
無事に書類もそろったしさっそく千葉県免許センターへ行くぞ!と思ったが、外免切替の午前の受付に間に合わないことが判明。(確か9時半までやっていたと思うが、現在は9時までしか受付ていない模様。)
しかたないので、プラプラとして時間を過ごすはめに。なんかどっかでラーメン食ったような気がする。やはりジャパンに来たときはラーメンで決マリネ!
千葉県免許センターへ
というわけで午後の受付に間に合うように免許センターに来た俺。外免切替の窓口のほうに行くと、当たり前だけど周りは外国人だらけ。ネパールとかバングラとかインド近郊の国の人が多い印象。アングロサクソンな人は全くいなかった。
(画像は歪んだイメージです。誰も踊ってなかったです。)
大変そうだったのが、窓口のおじさん。
おじさん「ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクさん!ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクさん!いますかー?窓口まで来てください!」
みたいに日本人には呼びにくそうな名前を連呼したり、次に行く部屋を指さして
「あそこの部屋にいってしばらく待っていてください。」
みたいに日本語で指示を飛ばしたりしていた。
しかし投げやりにやっているようで、よく聞いていると結構優しいアドバイスをしているのだ(日本語で)。しかしそのアドバイスが届いているかどうかは不明である。
ちなみにワシントン州の運転免許は無試験で書き換え可能な国と地域の対象なのだが、実技試験が必要な場合も結構ある。その人たちは慣れない国で世界でも比較的厳しい実技試験を受けないといけないのだ。それを優しく激励するおじさん。思いが通じていることを祈るのみである。
で、自分の場合は日本語がバリバリにわかるので窓口の人も楽そうだ。言われる通りに写真を撮ったり印紙を買って貼ったりして準備を整えて呼ばれるのを待つだけだ。
こういう時、アメリカだと隣に座っている人とかと必ずちょこっと会話をするもんだが、日本だと知り合い以外と話す人はほとんどいない。自分も隣の人にどこから来たか聞こうか迷ったが結局しゃべらず仕舞いであった・・やっちまったぜ。
流されるままに窓口を渡り歩こう
普通の免許更新の時みたいに、視力を測ったり番号のついた窓口に次から次へと歩いていけば、君の大型二輪免許はもう目の前だ。最後にありがたい講習(確か1時間弱?)を警察の天下り団体交通安全協会の職員から受けると最後に免許がもらえる。
やったぜ!無試験で大型二輪免許ゲットだぜ!(手間はかかるが)
どやっ!
結論っぽいもの
とりあえず、日本で中型二輪免許を持っていれば、無試験でワシントン州の免許に切り替えた後(3か月以上の滞在が必要?)、日本の大型二輪免許に切り替えれることが分かった。
- 実技試験が免除される対象国は警視庁のサイトで確認しよう
- 該当地で3か月以上滞在できるビザと中型二輪を持っている人はやってみる価値あり?
- とはいえ各国の免許制度には違いがあるっぽいのでこの通り行くかどうかは知りません
- 制度の穴突いてんじゃねえよ!しばくぞ! -> しばかないでください。痛いです。けど法律家とかってある種制度の穴を突くお仕事ですよね。
それではみなさん。よい二輪ライフを!
(参考)
外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切替えるには 警視庁
無試験で切り替えれる国のリストが乗っている。最近ハンガリーが追加されたっぽい。
普通二輪免許を大型二輪免許に無試験でアップデートした話(その2)
おさらい
前回の記事では、日本の普通二輪免許をワシントン州の大型二輪免許に書き換えるところまで書いた。今回はアメリカの免許から日本の免許に書き換えようとする話です。
*注意*
本ブログの内容は嘘ではありませんが、2017年に私が経験した事を書いただけであって同じようにできるかどうかは保証できません。当ブログを信じたことによって被った損害(免許が取れなかった、彼女にふられた、犬のフンを踏んだ)などの責任は一切とれません。そのかわりと言っては何ですが、当ブログによって得られた利益(免許が取れた、かわいい彼女ができた、宝くじが当たったなど)はすべて私のおかげなので、毎晩寝る前に私の方向を向いて拝んでください。あと分け前もください。
二段階目!WA州の大型二輪免許 ⇒ 日本の大型二輪免許
時は流れ2017年12月、日本に一時帰国することとなった。これはまたとないチャンスである。免許センターにすぐに突撃したいところであるが、まずは持ち物を確認しよう。
- 「3か月以上前」に取得した海外免許 (2月に取得したのでクリア)
- 有効な日本の運転免許(これがないと住民票やらなんやらが必要なようだ。該当する人は調べるように)
- 海外免許の翻訳書類
日⇒米の時に必要だったように、米⇒日の時も翻訳書類がいるのだ。シアトルの領事館で頼んでおいてもよかったのだが、日本ではJAFが海外免許の翻訳を行っているらしい。よし、じゃあいっちょJAFでもいってくるか。
※ちなみに翻訳を貰うのにJAFの会員である必要はありません。
というわけでJAF千葉支部へ
普通に暮らしていればまず行くことがないJAFの支部。果たして一体どんな場所なのであろうか。千葉市の中心部にあるJAF千葉支部に行ってみた。JAFだけあって車が停めれるスペースが一応ある。よし、中にはいるぞ。結構立派な建物だな・・
俺「すいません、えーっと・・」
事務のお姉さん「免許の翻訳でしょうか?」
俺「えええっ?なんでわかるん??」
ま・・まさか?このお姉さんは人の心が読めるのか??フォースが覚醒したとでもいうのか?懐にライトセーバーを隠し持っているのか?
※画像はイメージです
おっと、あぶない・・取り乱してしまった。しかし、冷静に考えるとJAFの支部に直接やってくる人なんか限られているというのが真実だろう。JAF会員だって車が故障したときに隊員を呼ぶのにJAFの支部まで歩いていくだろうか?いや、それはない。普通は電話するだろう。JAFの会員誌を貰うためにくる?いや、郵送されてくるからそんな必要はない。というわけで免許の翻訳に来る人ほぼ一択なのだろう。ジェダイの修行がしたくて来る人もいるかもしれないが。
気を取り直して翻訳をお願いすることにした。
俺「ワシントン州の免許を翻訳してほしいんです。」
お姉さん「3000円になります。30分ぐらいでできますが待たれますか?」
俺「あ・・ちょっと用事があるので明日取りに来てもいいですか?」
お姉さん「わかりました。お待ちしていますね。」
俺「あれ?引換証とかないんですか?」
お姉さん「覚えてますから大丈夫です。あまり人が来ないので。」
もしかしてここは超ホワイトな職場なんではなかろうか。仕事がなくなって困ったらぜひ入社したいものだ。
俺「つかぬことを聞いてもよろしいでしょうか?」
お姉さん「なんでしょう??」
俺「JAFに入社するにはどうしたらいいんでしょうか?」
お姉さん「ふつうに求人がネットに出ていますよ。私も3か月前に入ったばかりなんです。派遣ですが・・」
・・・派遣かあ。世知辛い世の中になっちまったぜ。てか正社員はどうなってなるんだろう。窓口の奥にあるデスクに座っている年配の男性たちはどうみても正社員っぽい。あの人達はいったいどうやってここに入社したんだろうか・・その謎は深まるばかりであった。
wikipediaによるとJAFの現会長は矢代隆義という人で、元警視総監だそうだ。歴代の会長の中には他にも警視総監経験者が2人、警察庁長官が1人。これは明らかな警察の天下り団体・・
おっと誰か来たようだ。今日はこの辺にしておこう・・
(その3に続く)
普通二輪免許を大型二輪免許に無試験でアップデートした話(その1)
こ、これはまたとないチャンス??
日本の二輪免許には小型・普通・大型の3種類があってそれぞれ125cc・400cc・無制限という排気量の制限がある。
自分は大昔に取った普通二輪免許を持っているのだが、400ccまでしか乗れないので「爺さんになったら白い髭を生やしてハーレーに乗る」という夢を諦めないといけない恐れがあった。爺さんになってから試験場に行って免許を取るのは骨が折れることだろう。(文字通り骨が折れる可能性もかなりある)
というわけで足腰がヨボヨボになる前に大型二輪免許を取るのは長年の懸案事項であった。
無試験で限定解除??
そんな折、2017年1月に面白いニュースが飛び込んできた。米ワシントン州と日本の運転免許が相互運用を始めるというのだ。つまり、日本の運転免許とワシントン州の免許は無試験で切り替えできるようになったのだ。(つまり双方向の外免切り替えが可能となった)
ちなみにワシントン州の二輪免許には排気量の制限がない。すべての二輪免許は大型二輪免許なのである。
感のいい読者なら気づいたかもしれないが、「日本の普通二輪」→「WA州の大型二輪」→「日本の大型二輪」と二段階変換をすれば無試験でアップデートできるのではないかと気づいてしまったのである。
こうなったら試すしかない!!
まずは第1段階目。日本の二輪免許 → WA州の二輪免許
というわけで、時は遡って2017年2月某日、ワシントン州ベルビュー市のDOL(免許センター)に突撃することにした。持っていったのは以下の3点である。
- すでに持っているワシントン州の免許 (車のみ・バイクは無し)
- 日本の免許証
- 日本の免許証を翻訳してもらったもの(事前にシアトル総領事館で準備)
(すでにWA州の免許を持っていない人はSSNカードなど他の書類が必要になるようなので各自確認して欲しい)
立ち向かうべき敵は受付のおばちゃんである。
俺「バイクの免許欲しいんだけど?」
おばちゃん「試験に合格したのね。証明書をみせて。」
俺「いや、試験に合格したわけじゃないよ。日本の免許を切り替えたいんだ。」
おばちゃん「はあ?何言ってるの?そんな制度無いわよ。」
やはりそうきたか。大丈夫だ。まだあわてるような時間じゃない。
アメリカ生活が長い人なら分かると思うが、事務処理は担当者によって言う事が異なるのは普通だ。知らない制度=存在しない制度と思っているのも当然普通だ。日を改めて出直すのが嫌ならこのおばちゃんを攻略しないといけないのだ。
実はこのおばちゃんの反応は完全に想定の範囲内だったので事前に日本大使館の英語ページをスマホで表示できるようにしておいたのだ。
俺「ほら、今年の1月から日本の免許と無試験で相互変換できるようになったって書いてあるよ。ほら見て。」
おばちゃん「ぐぬぬぬ。どうやら本当のようね。日本の免許の証明書はあるの?」
俺「これが日本の免許だよ。シアトル領事の判子入りの翻訳書類もあるよ。」
おばちゃん「完璧な書類じゃない。わかったわ。。。」
映画でよくあるみたいに「私の負けね」とは言わなかったが、私の完全勝利であった。
こうしてまずはアメリカにて排気量無制限の二輪免許を手に入れることに成功したのである。
(その2に続く)
日本をもう一度豊かにする方法
ひとつ前の記事で、日本は一度豊かになったが貧しくなったと書いたが、日本をもう一度豊かにする方法は意外と簡単なのではないかと思っている。「おいおい、バカ言うなよ」と言わずに読んでみてほしい。
世界時価総額ランキングを下に示すが、現在の日本の存在感は非常に低い。47位にやっとトヨタが一社入っているだけで、上位はほとんどアメリカ企業、しかもIT企業だ。いうまでもなく現在の花形産業はIT業界なのだが、日本はその波に完全に乗りそびれて世界の市場をことごとく失ったのだ。
20年ぐらい前では世界の人が日本のラジカセやウォークマンを買っており、世界が日本のお客様だったが、今では正反対だ。日本はアップルの電話や、アマゾンやグーグルのサービスを喜んで使うお客様の一人にすぎない。
この表をみると日本の凋落がひしひしと伝わってくるのではないだろうか。
ちなみにバブル絶頂期の世界時価総額ランキングでは、(バブル補正はあるとはいえ)上位30社中21社が日本企業だった。まさにジャパンアズナンバーワンであある。今は見る影もないが・・
ななしのいいたい放題 : 1989年バブル絶頂期の日本の世界時価総額ランキング
しかしである。まだとっておきの武器が残っている。それは銀行預金である。日本には1066兆円もの銀行預金があるのだ。
1066兆円という額は世界時価総額ランキングの上位1位から31位まで買い占めることができる額である。 みんなが大好きなアップルやグーグルも、ファイザー製薬だってコカ・コーラだって買えるのだ。乗り遅れたITの波に乗りなおすどころか、世界経済を牛耳ることができる額である。まあ実際に全部の企業を買うにはいろいろと問題があるが、まあそれぐらいのとんでもない額なのだ。
政府や国会はこの眠ったお金をどう活用するかを第一に真剣に考えるべきである。しょうもない獣医学部の問題なんか議論していても日本経済は全く良くならない。
このお金をうまく活用できれば税収・雇用などありとあらゆる状況を革新的に向上することが可能だ。ジャパンアズナンバーワンの再到来も夢ではない。メイクジャパングレートアゲインである。
ていうか本当に、真剣にお願いする次第です。。ハイ。
日本は一度豊かになったが、貧しくなった
だいぶまえだが、ローカルニュースを見ていてなかなか衝撃的な記事を見つけた。
シアトル周辺では年収7万2千ドル (809万円)だと低所得世帯に分類されるらしい。日本の感覚からすると年収800万で低所得世帯だなどと言ったら炎上狙いの煽りにしか見えないのだが・・
キング郡・スノホミッシュ郡、年収7万2千ドルで低所得世帯に
4/26/2017 ・KING5
キング郡・スノホミッシュ郡、世帯年収7万2千ドルで低所得世帯に(HUD)は住宅政策プログラムにおいて、低所得世帯として認める基準ととなる2017年度の世帯年収上限を最近公表した。各郡における世帯年収の中央値の80パーセント以下が低所得世帯としてみなされ、ワシントン州キング郡とスノホミッシュでは4人世帯の場合、7万2千ドルを「Low Income」の上限としている。昨年はこの上限は6万9300ドルだった。低所得世帯のレベルはこの他に2段階設けられており、年収の中央値50パーセントに当たる4万8千ドルまでは「Very Low Income」、30パーセントの2万8800ドルまでは「Extremely Low Income」となる。地元ニュースメディアのKING5によると、キング郡は全ての低所得世帯を支援できるだけの資金が十分確保できていない状況で、現在、郡の住宅局はExtremely Low Incomeを対象に補助金を支給する住宅を提供している。
シアトルのローカル・ニュース|シアトルの情報-YOUMAGA.COM-
この20-30年ぐらいで先進国の平均年収は200から300万円ぐらいふえているようだが、日本の平均年収は50万円ぐらいさがっている。為替の影響もあるので正確には分析してないが、感覚的には世界とあまり変わらなかった日本の年収は、いまでは先進国平均の半分ちかくまで落ち込んでいるように思う。
しかも死者もでるような超長時間勤務の環境が多い。(最近は見直す流れがでてきているようだけど)
バブルの頃の世界時価総額ランキングを見れば、上位にガンガン日本の企業がランクインしていたが、今は昔。トヨタが30位前後にようやく一社のっているだけで他は皆無だ。
日本は一度豊かになったが、また貧しくなったのだ。昔日本人が東南アジアで安い物価に喜んでお金を消費していたように、今は欧米人が安い物価を楽しみに旅行する先になっている・・
これはクールジャパンどころじゃないぞ。